かわいいうさぎ

もふもふ愛好家・青い目うさぎに興味がある方のためのブログ

うさぎを捨てる人、拾う人。干し草売り場にて。

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うさぎさんの主食と言えば、『干し草』ですね!

この『干し草』選びがなかなか厄介で、アントワネット嬢のお眼鏡にかなうまでに、4種類試した経歴があります。これまで10羽程度、うさぎさんと暮らしてきましたが、十人十色、食の好みが違いました。

『干し草』は主食だから、しっかり食べてほしいですし、食が進まない『干し草』を買った場合、お互いに凹むもの。だから、『干し草』選びはいつも真剣です。

 

ようやく見つかったお気に入りの『干し草』が無くなったもので、ネットで注文をと思いましたが、送料が1000円近くするのと、発送の日数がかかるのと、3kgパックしかなくて。急遽、最近できたばかりのペットショップに見学もかねて行ってみました。

 

案の定、現在お気に入りの干し草はドイツ産で取り扱いがなく、地元フランス産のものがいい感じに美味しそうに見えたので、試してみたい衝動にかられました。怪しいオーラ満開で、各メーカー、各商品をしっかりチェックしました。

 

ヨーロッパの干し草って、干し草単体もありますが、変に色んなものが混ざっているんですよ。リンゴ入り、人参入り、ミント入り、お花入り、レンゲ入り、タンポポ入り…日本で定番のチモシーは、あまり見かけないですね。アルプスの干し草、のような感じで、数種類の草花が混ざった感じで売られています。

最後まで迷いに迷った、オーガニック干し草か、プレミアム干し草か、 草がより青みがかっているのと、草が長めな点が決め手となり、今回はプレミアムを購入。

アントワネット嬢、すぐに気に入ってくれて、よかった!

 

干し草やペレットって、味見してから購入できないし、味見用に少量で購入できないから、毎回フード選びはドキドキします。今回店舗で購入してみて思いましたが、ネット販売より若干金額は高いですが、実際に干し草の状態を見て、嗅いで選ぶことが出来たのは、非常によかったです。ネットショッピングでは、細かい状態を写真では見られませんからね。

 

さて、表題の話ですが、干し草を選んでいる時に、一人の女性から声をかけられました。「うちのうさぎは、干し草を食べないんです。でも食べてもらいたいから、どれを選んだらよいですか。」と。私は、好みの干し草が見つかるまで色々試すことと、アントワネット嬢の好みは、太くて長めな草だということを参考までにお話しました。

この女性、あまりうさぎのことかお詳しくない感じで、うさぎ好きが醸し出す世界共通の雰囲気もなく、気になったので、どんなうさぎさんなのかをうかがってみると、衝撃の事情が。

年明けに、寒いなかゴミ集積所にうさぎが捨ててあったので、拾ってきたうさぎだと。時期的にクリスマスプレゼントだったんだろうけど、世話に飽きたから捨てたのではないかと。唖然としましたよ。

この女性も必死にうさぎのことを世話しているみたいで、尊い命が救われて本当によかった。この女性に御加護がありますように。