うさぎの子守唄【バイオリン編】大人から始めるにあたって
二年前から地元の音楽教室にでもいってみよう、という軽い気持ちからはじめたバイオリンとオルガン。やるからには毎日の練習はマストです。
という訳で、我が家のうさぎ🐇アントワネット嬢は、ほぼ毎日、クラシック音楽を聴いております。寝ていようが起きていようが、抵抗の余地なく、練習音楽を聞かされております。でも、大概、練習を始めると爆睡するんですよね、うさぎちゃん。
大人から始める楽器、下手なりに上達していくのを実感するとワクワクするものです。そこで気になるのが進捗と曲の難易度。
私の目標は、弾きたい憧れの曲を弾けるようになること。趣味の範囲で、プロを目指すことは念頭になし、なので弾きたい曲をひく、楽しんでひく、必要なテクニックは身につけたい、というもの。やはり、プロにならないということを前提にすると、なんとも気楽なことでしょう。私の子指は、日本人の平均より極端に短いので、物理的に指が届く曲だけを弾く、というのも条件です。指が届かないのに無理をして弾く、なんてことはしません。ピアノだとペダルを使ってなんとかごまかせたりするのですがね。まあこれは、楽しむのを目的とした大人の趣味ですから。
さて、まず気になるのが、進捗です。
練習時間と身体能力や楽典の知識などが個人によって違いますから、何ともいえませんが‥ 子供の情報はかなりあるのに、大人から始めた人の情報があまりないので、記しておこうと思います。
私の場合、音楽教室が学校と連動している為、休暇を除くと、年に6ヶ月、週一、30分のレッスンを受けています。
ちなみに、楽譜は読める、中高生時代にバイオリンの授業を受けた経験あり、だが完全に弾けなくなっていたので、入門レベルからのスタートです。
一年目
第1ポジション、デタシェを中心にレッスン。
最後の方で、ビブラート導入練習、第3ポジションの練習開始。
バイオリンの構えかた、弓の持ち方、使い方を繰り返し矯正。
脱力するよう注意を受ける。
カイザーの1から6番を不定期に導入。
弾いた曲
エミール・クーザン Concertante 4番
ザイツ 学生協奏曲5番1楽章
ポルトノフ
他
二年目
まだまだ音が安定しない。第1、第3ポジション中心に。
ビブラートは、現レベルで必須ではないが、なるだけ入れるように指導あり。
デタシェ、マルカートなど。まだまだ弓の持ち方、使い方を矯正される。
カイザー7から12番を不定期に導入。
パガニーニ、24のカプリスの簡易版を何曲か。
進級試験があった3月まで、下記の課題曲を練習。
ポルトノフ ロシアンファンタジー 4番
スザンヌ・ブルダン ソロ クラシック 1番
試験後は、好きな曲を弾かせてもらえました。二年目なので、それなり、の音ですが。
グノー アヴェマリア
サン・サーンス 白鳥
ルビンシュタイン へ調のメロディー
ドヴォルザーク ロマンチックな小品集 第1曲
ポルウナカベサ
これから音楽教室は2ヶ月夏休みで閉鎖します。
夏休みの課題曲は、クライスラーのポルポラのスタイルによるメヌエット、です。
9月の新学期からは、無事進級できたのでレッスンが45分になります!
気のせいでしょうか、音楽の練習をすると、部屋中の植物の発育がよくなるみたいです。