かわいいうさぎ

もふもふ愛好家・青い目うさぎに興味がある方のためのブログ

うさぎのお家

今日は、うさぎの家について考えてみたいと思います。

日本でのペットとしてのうさぎブームを牽引している要因として、アパートでも飼いやすい、鳴かない(静か)、ケージの中で育てられる、食費その他費用が犬猫に比べ安い、病気にかかりにくい、予防接種などほぼ無用などがあげられます。

 

戦時中は、兵隊さんの衣料用、食用に自宅でうさぎを飼っていたそうですし、今でも小学校で飼われていたり、鳥獣戯画なんかをみると、うさぎは平安鎌倉時代に遡っても、人々に馴染みの深い生き物だったことがわかります。

f:id:nenemimi:20190426185636j:plain

鳥獣人物戯画より抜粋

フランスに住んでおりますと、たまに外国人(日本人のみならずフランス以外の国出身者)がフランス人に対して「フランス人って、うさぎやカエルやカタツムリを食べるんでしょうー、信じられない!」なんて聞いたりしますし、日本人もそれに同調したりしますが、日本でも昔はうさぎを食していたことは、うさぎ好きな皆さんには常識なことでしょう。

 

現在でも、フランスで精肉店を覗くと、牛豚鶏羊鴨七面鳥に次いで兎そして馬みたいな感じでラインナップされているようですし、兎肉は普通に手に入りますね。

うさぎ好きな方は、もふもふ毛皮をきれいに剥がされた、哀れな御遺体様が大量に積み重なり、ディスプレイされている様は、見るに耐えられない、念仏を唱えたくなる、レクイエムを唱いたくなる衝動にかられることでしょう。食欲も一気に減退、ヴィーガンの洗礼を受けようと、心が動きはじめるはずです。

私は兎を食することを全く否定するつもりはありませんし、食文化としての兎食への理解はあります。兎肉を食べないという選択の自由を選べる世界に住んでいられるのは、有難いことです。

 

さて、うさぎのお家について、前書きが長くなりました。

フランスでのうさぎの家は、室内ケージ飼いまたは、屋外飼育の2パターンが主流です。

 

室内ケージ飼いの場合、50x60cm 50x100cm 50x120cm 位のケージで、1メートルサイズが主流(1羽あたり)のようです。

ケージメインで、たまにへやんぽ、室内放し飼い、この辺の選択は、飼い主の哲学によりけりですね。

f:id:nenemimi:20190426194501j:plain

フランス兎の典型的なお家

f:id:nenemimi:20190426194508j:plain

3階建てだ‼️


ところで、屋外飼育の場合、狐や野犬、猫、鳥、蛇…家を出ると危険はいっぱい。
庭で放し飼いは夢のような話で、大概は森のコテージ風なタイプの家かケージを外に置いて飼うような場合も。

f:id:nenemimi:20190426194738j:plain

一般的、屋外飼育用の家

f:id:nenemimi:20190426194750j:plain

憧れの森のシャレー(兎様用)

私は、うさぎさんが私の側で楽しそうに過ごしているのを見るのが好きだし、いつも戯れていたいので、部屋飼い一択、放し飼い、です。アントワネット嬢は、お外やうさんぽは、あまりお好きではないことも考慮しております。